【意味がわかると怖い話】終焉
ない・・・・・どこにもない・・・・・・・
急に来たんだ、こんなことあるはずないと思っていた
しかし、俺のところにも来た!!
もう耐えられない・・・どうしよう
一生懸命対策を練るが、どうにも発見出来ない
どうする、どうするよ俺・・・・このままじゃ・・・・・
脂汗を滲ませ、徘徊する俺
地団駄を踏みたくても踏めない・・・踏んでしまえば、そこには終焉が待っている
突き上げて来る葛藤
握り締める拳には、表裏に汗がベッタリ・・・まるで血糊の様に
緊張を解けばとたんに奈落の底に落ちていくだろう
額にも脂汗、何でこんな目に・・・・
緊張で体中が痙攣してくる
その時、急に肩を叩かれた
『すんません。駅へはどう行くんですか?』
その瞬間、全てが終わった
耐えに耐え抜いて来た今までの俺の苦難は何処へ行ったんだろう