【意味がわかると怖い話】忠犬
ばあちゃんの知人は三匹の犬飼っていた。
ある日ばあちゃんが知人宅を訪れると、庭で孤独死していた知人と弱りきった一匹の犬を発見。
他の二匹は鎖に繋がれた首輪だけ残して逃走していた。知人の死体の腐り具合から死後一ヶ月が経過していたそうだ。
死亡時刻は以前ばあちゃんが訪れた日時と一致していて、その時の帰り際、三匹の犬に餌をやってる知人を目撃していてそれが生前最後の姿となった。
おそらく、ばあちゃんが帰り、餌をやり終わった直後に知人はその場に倒れたのだろう。
弱った犬はフゥ~と鳴きながら横になる。
「ご主人様が死んでから一ヶ月間よく頑張ったねぇ~」
ばあちゃんは慌てて犬に餌をやったが一切手をつけなかったそうだ。
よほど関心したのか今でもばあちゃんはこの忠犬の話をする。